「千葉市らしさ」を感じる千葉市の4つのたからもの

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  2024/10/1
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加曽利貝塚

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日本最大級の貝塚「加曽利貝塚」
➤「貝塚のまち」千葉市
2017年10月、加曽利貝塚は遺跡の国宝にあたる「特別史跡」に指定されました。
62番目の特別史跡で、貝塚としては初めての指定です。

縄文時代の貝塚は全国に約2,400カ所あり、そのうち約120カ所が千葉市に集中しています。
全国的にみても貝塚が最も多い市であり、特別史跡・国史跡の貝塚が5カ所ある千葉市はまさに「貝塚のまち」です。
➤日本最大級の貝塚
加曽利貝塚は、上空から見ると、径約140mの北貝塚(縄文時代中期・約5,000年前)と径約190mの南貝塚(縄文時代後期・約4,000年前)が8の字に連結したように見えます。
これは、約2,000年間くり返しムラがつくられた証拠です。

これまでに遺跡の約8%が発掘調査され、多くの住居跡、土器や石器、人骨、貝や動物骨などが見つかっています。
現在、約15.1haの史跡指定範囲は、加曽利貝塚縄文遺跡公園として市民に親しまれています。
加曽利E式・B式土器
縄文土器は、縄目の文様が特徴的だったことから縄文土器と名付けられました。
この土器の文様や形は、地域や時期によってその特徴が異なります。

1920年代、加曽利貝塚のE地点とB地点から見つかった特徴的な土器は、当時知られていた土器の中でも特異なものだったことから、「加曽利E式」・「加曽利B式」と名付けられ、その後、関東地方の縄文土器研究にとても大きな影響を与えました。
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加曽利貝塚博物館
縄文時代の貝塚と貴重な出土品を展示しています。

・開館時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
・休館日/月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は開館、翌日が休館)・年末年始(12月29日から1月3日)
     ※臨時休館・臨時開館は、ホームページをご確認ください。
・観覧料/博物館及びその他野外施設など、すべて無料
     ※休館日も公園として史跡内を利用することができます。

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企画展・加曽利貝塚E地点・B地点発掘100周年記念
「あれもEこれもE-加曽利E式土器(総括編)-」

会期:令和6年10月8日(火)~ 令和7年3月2日(日)
(※展示替え 12月23日(月)予定)
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:加曽利貝塚博物館 企画展示スペース
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縄文ひろば

日にち:毎月第2・4日曜日(一部除外日あり)
時間:10:00~15:00(時間前終了の場合があります)
会場:加曽利貝塚 縄文遺跡公園
内容:園内ガイド・紙芝居・火おこし体験・石器づくりデモンストレーション・アンギン編み体験・ぶんぶんゴマづくり体験・貝アクセサリーづくり体験などを行います。

※事前申し込み不要・無料です。
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曽利貝塚体験プログラム
「加曽利JOMONアカデミア」

日にち:毎週土曜日・日曜日・祝日(一部除外日あり)
時間:10:00~15:00
会場:加曽利貝塚博物館 土器ドキ縄文ラボ
内容:毎週土曜日は発掘調査体験、レプリカ工房(複製品づくり体験)、毎週日曜日・祝日は縄文ゲーム塾(縄文将棋・イボキサ碁)を行います。

※事前申し込み不要・無料です。

オオガハス

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古代のロマンを秘めた世界最古の花「オオガハス」
1951(昭和26)年、植物学者大賀一郎博士が東京大学検見川厚生農場(現東京大学検見川総合運動場)の地下6mにある、約2000年前の泥炭層から「ハスの実」を発掘。翌年、博士はこの実を開花させることに成功しました。
このことから、博士の名前にちなんでハスの名前は「オオガハス」と名付けられました。

その後オオガハスは世界最古の花として、1954(昭和29)年には「検見川の大賀蓮」が千葉県の天然記念物に、1993(平成5)年には千葉市の花に制定されたほか、2023(令和5)年3月には「ちば文化資産」にも選定されています。

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①しらさぎ公園
【見頃】6月下旬~7月上旬
 千葉市花見川区瑞穂1-4

②東京大学旧緑地植物実験所
(東京大学検見川総合運動場内)
【一般開放日】「花園ハス祭り観蓮会」の開催時のみ
 千葉市花見川区畑町1051

③見浜園(幕張海浜公園内)
【見頃】6月下旬~7月上旬
 千葉市美浜区ひび野2-116

④ハス池・蓮華亭(千葉公園内)
【見頃】6月中旬~7月上旬
 千葉市中央区弁天3-1-1

千葉氏

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千葉のまちの礎を築いた一族「千葉氏」
➤千葉の歴史は“千葉氏”に有り
1126年6月1日、千葉常重(つねしげ)が現在の中央区亥鼻付近に本拠を移したことにより、千葉市の都市としての歴史が始まったとされています。
常重の子 常胤(つねたね)は、1180年に石橋山の戦いで平家方に敗れた源頼朝が海を渡って房総に逃れてきた際、頼朝の再起を助けたとされています。

当時としては大変な高齢でありながら、平家や奥州藤原氏との戦いで活躍したり、鎌倉を本拠とするよう頼朝に進言するなど鎌倉幕府の創設に重要な役割を果たした常胤を、頼朝は「父と思う」とまで信頼したという記録が残っています(『吾妻鏡』)。
➤知っていますか?千葉市章の由来
千葉一族の家紋は月星紋や九曜紋ですが、これは氏神の妙見(みょうけん)に由来するものです。
千葉一族は北極星や北斗七星を神格化した妙見を信仰し、一族で共有することで結束をより強固なものにしていきました。

常胤の活躍により、千葉氏は全国各地に所領を得ました。
千葉一族は、移動した土地に妙見を祀ったため、千葉氏にゆかりの土地には必ず妙見をまつる寺社が残されています。

千葉市の市章は、この月星紋と千葉市の「千」という文字を組み合わせてデザインされています。
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➤2026年は「千葉開府900年」
千葉市は2026年に「千葉開府900年」という大きな節目を迎えます。

千葉市では、この歴史的な節目を契機に、市民の皆様が千葉氏に始まるまちの歩みを振り返り、未来に向けたまちづくりについて考え行動するきっかけとなるように、取り組みを進めています。
*千葉開府900年についてSNSでも情報発信中です!
イベント情報などはこちらをチェック👇
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千葉市立郷土博物館
令和8年の千葉開府900年に向けて、千葉氏をはじめとする郷土の歴史を楽しみながら学べる拠点とするため、常設展示の全面的なリニューアルを行っており、現在は一時休館中です。
リニューアルオープンは令和7年秋ごろを予定しております。
*千葉氏について、詳しくはこちら*

海辺

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自然とまちが調和したアーバンビーチ「海辺」
千葉市の海辺エリアは、東京湾越しに富士山や東京の高層ビル群、東京スカイツリーなどの美しい景色を楽しめます。
総延長約4.3kmの日本一長い人工海浜を誇り、多彩な魅力を持つ5つのエリア<幕張、検見川、いなげ、千葉みなと、蘇我>が広がります。
アクティブなマリンスポーツからリラックスした散策まで、それぞれが異なる個性があり多彩な楽しみ方を体験できます。
➤幕張の浜
幕張海浜公園に隣接し、幕張ビーチ花火フェスタなど海辺を活用した大型イベントが開催されています。
周囲にはZOZOマリンスタジアムや幕張メッセ、大型商業施設が立ち並び、観光やショッピングとの相性も良く、海風を感じながら多彩なレジャーを楽しむことができる都会的なビーチです。
➤検見川の浜
ヨットやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツが盛んなスポットで、活気ある海辺の光景が楽しめます。
ヨットなどを体験できる稲毛ヨットハーバーや、海を一望できるレストランなどを備えた「ザ・サーフ オーシャンテラス」があります。
また、海岸の一部は比較的静かで、散歩やピクニックにも適しています。ファミリーやペット連れの訪問者にも人気の場所です。
➤いなげの浜
日本で初めて造られた人工海浜で、市民の憩いの場として人気です。
広がる砂浜と穏やかな海は家族連れにも安心の環境で、海へ延びるウッドデッキからは美しいサンセットを眺められます。
稲毛海浜公園では、バーベキューやピクニックに加えて、プールやグランピング施設も充実しており、リラックスした時間を過ごすのに最適です。
➤千葉みなと
千葉みなと駅から徒歩ですぐの「さんばしひろば」では、季節ごとのイベントやマーケットが開かれ、観光遊覧船や人気の工場夜景クルーズの発着地としても賑わっています。
隣接するケーズハーバーには飲食店やショップが揃い、海を眺めながらの食事やショッピングが楽しめます。
また、近くの千葉ポートタワーでは、展望台から千葉市街や東京湾の美しい景色が広がり、ロマンチックなデートスポットとしても人気です。

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➤蘇我
千葉市の南部に位置する蘇我の海辺は、ウォーターフロントの開発が進み、都会的な雰囲気と自然の美しさが見事に調和しています。
近くにはショッピングセンターやスタジアムがあり、スポーツ観戦や買い物を楽しむ人々で賑わっています。
美しい工場夜景も魅力で、夜になると幻想的な光景が広がり、素敵なフォトスポットとしても人気です。さらに、音楽フェスも毎年開催され、エネルギッシュなイベントが地域の活気を引き立てています。
千葉市都市アイデンティティ推進課
郷土への愛着を醸成し「千葉市らしさ」を確立するとともに、「住み続けたい」「訪れてみたい」「住んでみたい」、そして「選ばれる」都市となるよ...
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